米軍の無人偵察機制御システムがマルウェアに感染か
ITmediaの記事「米軍の無人偵察機制御システムがマルウェアに感染か」からです。
この記事によると、米空軍の無人偵察機「Predator」「Reaper」のコントロールシステムが、キー入力を監視するマルウェアに感染していたことがわかったようです。
「PredatorとReaperは米ネバダ州にある空軍基地で操縦され、そのコントロールに使われるコンピュータシステムはインターネットには接続されていないはずだという。しかし「地図情報などの更新にはUSBメモリースティックが使われているといい、ここから感染した可能性が高い」」とのこと。
これにより「コントロールシステムがマルウェアに感染したことにより、無人偵察機の飛行への干渉や、偵察機の所在や標的についての情報流出が懸念される状況」となっています。
インターネットにつながっていない様々なシステムも今後はマルウエアやサイバー攻撃の標的となる可能性がある、と考えていかなくてはならない時期にいよいよなったのだな、と実感する記事でした。
| 固定リンク
「ニュース」カテゴリの記事
- 「標的型サイバー攻撃の特別相談窓口」設置(2011.10.25)
- 米軍の無人偵察機制御システムがマルウェアに感染か(2011.10.13)
- 企業の半数近くがソーシャルエンジニアリングを経験(2011.09.26)
- ネット検索で危ない有名人ランキング(2011.09.21)
- ネット犯罪による損失、日本は8370億円(2011.09.15)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント