ソーシャルメディアの「限界」と「可能性」
日経ビジネスオンラインの記事「大震災で明確になった~ソーシャルメディア3つの「限界」と4つの「可能性」」からです。
今回の震災では、ソーシャルメディアがコミュニケーション手段としてかなり使われました。
そのソーシャルメディアの限界と可能性として、この記事では以下のようなものが挙げられています。
限界その1:回線がつながらなければ無意味
限界その2:真偽が定かで無いデマ情報が伝播してしまう
限界その3:不特定多数への一斉伝達には向かない可能性その1:プル型の情報発信(特に安否確認)
可能性その2:当事者自らの情報発信が容易
可能性その3:有益な情報のフィルター機能
可能性その4:利用者によるコラボレーション
野村総合研究所での調査(参考記事)からの分析結果でも「震災関連の情報取得において、ソーシャルメディアの利便性を多くの回答者が実感した一方で、デマやウソの情報に触れる機会も結果として増加した可能性が高かった」とされています。
ソーシャルメディアの普及という現象は、コミュニケーションの一過性のブームではなく、間違いなくパラダイムシフトです。
(どんなツールでも同じですが)その特性から、必ずメリットもデメリットもあるわけで、それを考慮した上でどんどん利活用していくべきだと思います。私自身も、メリットもデメリットも、どちらも実感しておりますが、個人的にはメリットのほうがかなり大きかったと思ってます。
<参考記事>
・「東日本大震災で発生したソーシャルメディア上のいくつかの出来事について、プレゼン資料(暫定版)にまとめてみました。」~tokuriki.com
・「「震災に伴うメディア接触動向に関する調査」を実施~NHKへの信頼度が上昇し、ソーシャルメディアも存在感~」~野村総合研究所
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- ソーシャルメディアの「限界」と「可能性」(2011.04.01)
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