「ウイルス作成罪」創設へ
毎日jpの記事「サイバー犯罪:「ウイルス作成罪」創設へ 刑法改正を検討」からです。
先日の「タコイカウイルス」の件をきっかけに、検討が本格化したようですね。
正式な名称は、「不正指令電磁的記録作成罪」(仮称)となるようですね。
ちなみに「タコイカウイルス」の作成者の逮捕の容疑は、器物損壊でした。(HDDをウイルスで破壊した、ということ)
他にも、ウイルスの作成者が逮捕も、業務妨害などです。
そのようなことが、今回の創設の検討への背景のようです。
この記事にもあるように、過去に3度廃案になっています。
3度目ならぬ、4度目の正直。今度こそ、法案化されるんでしょうか。
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コメント
こんばんは。
容疑は器物損壊になりましたね。(ファイルは器物らしい)
この手の犯罪はどれもこれも今ある法律をなんとかして当てはめてているように見えるような。
インターネットの世界でもしっかりとした法律が出来ればよいのですが。
法務省の方々がこの世界(インターネット)について深い知識を持ち合わせている人はいるんでしょうか・・・
投稿: Emerald | 2010年8月 9日 (月) 04時13分
Emeraldさん
コメントありがとうございます。
お役人(法務省)にも、政治家にも深い知識を持ち合わせている方は、まずいらっしゃらないようです。
そういう状況が、サイバー犯罪関連の法整備を遅らせている大きな要因でもあると思います。
投稿: Hase | 2010年8月 9日 (月) 06時48分