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2010年3月24日 (水)

「原口ビジョン」と「原口5原則」

原口総務相のHPの
3/19(金)の記事「ICT維新ビジョン~これからの情報通信戦略について」、3/20(土)の記事「国民IDに関する考察~原口5原則」からです。

政権交代後、ICT戦略がなかなか進んでいない感がありましたが、先週あたりからかなり活発な動きになって来た感じですね。
「戦略」や「原則」が出てきましたが、次は具体的な行動計画などが出てくることを期待したいです。
あとは、個人的には「ICTは1つのところ(省庁)で」と、最近ますますそう思っていますが…

さて、特に注目は、「原口5原則」です。

「国民IDに関する考察~原口5原則」

原則1 国民の権利を守るためのであること
社会保障給付や所々の行政サービスの提供を適切に受ける国民の権利を守るための番号であり、重複なく、もれなく、正確かつ安全に付番を行う

原則2 自らの情報を不正に利用・ストックされず、確認・修正が可能な、自己情報をコントロール出来る仕組みであること
自らの情報が不正に利用・ストックされることなく、また自らの情報にアクセスし、内容の確認・修正ができる(自己情報コントロール権)

原則3 利用される範囲が明確な番号で、プライバシー保護が徹底された仕組みであること
自らの情報についてどのような行政機関がどのような目的で利用するのか明確な制度とするとともに、最新の暗号化技術により情報漏えい防止に万全を期し、分野をまたがる情報の名寄せを防ぐ。

原則4 費用が最小で、確実かつ効率的な仕組みであること
既存インフラを有効活用し効率的な仕組みを構築する。また、クラウドコンピューティングの手法により、各分野内でのシステムの共同利用を積極的に進める。

原則5 国と地方が協力しながら進めること
より良い行政サービスを提供できるよう、国と地方が協力しながら電子政府を推進する。

そうなると、この「国民ID」の基盤と技術は?、ということになります。
それが、住民基本ネットであり、「JPKI(公的個人認証サービス)」
だったはずなんですが…
その整備が遅れていることが、大きなボトルネックになっています。

政権交代で、その整備が進むのか…
とりあえず、(今年こそは)期待したいです。

<参考資料>
総務省 「原口ビジョン」

総務省 政務三役会議 会議資料

総務省 政務三役会議 議事概要

公的個人認証サービス

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