“情報漏えい元が一目で分かる”追跡システム
日経ITproの記事「“情報漏えい元が一目で分かる”追跡システム、早大や日立などが開発」からです。
先日の記事「サイバー攻撃源の逆探知システム」に続いて、追跡のシステムについて。
このシステムは「体裁を損なわない紙文書への電子透かし埋め込み、個人のプライバシ保護に配慮した電子署名技術の採用など、実際の業務利用での利用を想定した実装が特徴。メールの送受信やファイル・コピー、印刷文書の出力などの操作を記録して、情報の流れを可視化できる」というメカニズムのようです。
「今後はシステムとしての安全性を検証する目的で、12月1~3日の日程で早大内において実証実験を実施。2010年3月の委託研究終了まで実用化の検討を進める。要素技術については、各社が事業化を目指すという」とのことなので、来年から再来年には、この技術を使ったソリューションが登場しそうですね。
<参考記事>
「組織を跨いだ情報漏えいの経路を追跡する技術、早大らが実証へ」~ITmedia
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