« 情報処理技術者試験の平成21年度秋期試験 | トップページ | 第5回 IPA 情報セキュリティ標語・ポスターコンクール 大賞決定 »

2009年10月20日 (火)

環境問題を引き起こすスパム・メール

COMPUTOR WORLDの記事「環境問題を引き起こすスパム・メール」からです。

以前も取り上げた(下記、関連記事をご参照ください)スパムが引き起こす環境問題についての記事です。
今回の記事では、かなり具体的にデータが示されています。

●スパム・メールのエネルギー消費とCO2排出量
2008年に世界中で発信されたスパム・メールは、約62兆件であると言われている。これらのスパム・メールによって消費されたエネルギーは、世界全体で330億KWh=33TWhと計算されている。この数値は、米国の240万世帯が1年間に消費する電気量に相当し、310万台の自家用車が約75億リットルのガソリンを消費した場合と同等の温室効果ガス(GHG)排出量になる。

スパム・メール1件当たりのGHG排出量は、平均で0.3gの二酸化炭素に相当する。一般的な自家用車で1メートル進んだ場合と同等の排出量である。年間のスパム・メールは62兆件であるから62兆メートル──すなわち、地球を約160万周した場合と同等の排出量となる。

▼中規模企業において、電子メールの処理にかかる電力消費量は年間5万KWh、その5分の1超がスパム・メールに関わるものである。

現在、スパム・フィルタリングの効果によって、年間で135TWhの電力が節約されている。この数値は、1,300万台の自家用車を削減した場合と同等の効果を生んでいることになる。もし、すべてのインターネット・ユーザーの受信トレイを最新のスパム・フィルタリングで保護すると、スパム・メールに関わるエネルギー消費量を約75%、25TWh削減できるという。これは、230万台の自動車を削減した場合と同等の効果となる。

▼また、スパム・メールに関わるエネルギー消費量の80%が、エンドユーザーによるスパム・メールの削除作業と、誤検知された電子メールの確認によるものである。スパム・フィルタリングによって消費される電力量は、スパム・メール関連エネルギー消費量の16%にすぎない。

▼スパム・フィルタリングは有効な手段であるが、スパム・メールの送信元を排除するほうがより効果的だ。2008年の後半に、顧客のスパム・メール配信を容認していたホスティング・プロバイダー米国McColoのインターネット接続が遮断されると、一時的ではあったがスパム・メールが減少した。これにより、220万台の自動車を削減した場合と同じ省エネ効果が得られたという。

環境問題としても、スパム対策が重要ということですね。
これも「グリーンIT」の取り組みと考えてよいのでしょう。

<関連記事・このブログ>
「スパムのインパクト」

|

« 情報処理技術者試験の平成21年度秋期試験 | トップページ | 第5回 IPA 情報セキュリティ標語・ポスターコンクール 大賞決定 »

ニュース」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/98720/31799047

この記事へのトラックバック一覧です: 環境問題を引き起こすスパム・メール:

« 情報処理技術者試験の平成21年度秋期試験 | トップページ | 第5回 IPA 情報セキュリティ標語・ポスターコンクール 大賞決定 »