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2009年7月 8日 (水)

キャリアパスが描けない

昨年から「人材育成」というと、ほとんどの場合「キャリアプラン」というキーワードで話をしています。
そして、今年公開された人材育成の政策では、以下のように書かれています。

以下、「第2次情報セキュリティ基本計画」より抜粋 ~内閣官房情報セキュリティセンター(NISC)

第3章 今後3年間に取り組む重点政策
第1節 対策実施4領域における取組みの推進と政策目的の着実な実現
(1)対策実施4領域 ③企業
(ウ) 企業における情報セキュリティ人材の育成・確保

 情報セキュリティ人材の目指すキャリアパスを考慮に入れることも重要である。こうしたことを踏まえ、官民の適切な役割分担のもと、客観的な人材評価メカニズムである各スキル標準の整合化を図った共通キャリア・スキルフレームワークとそれに準拠した情報処理技術者試験の活用、及び民間の人材育成に関するフレームワークや各種資格試験の活用を促進する。また、産学連携による高度情報セキュリティ人材を育成するためのカリキュラム整備や教員強化、インターンシップの充実等に取り組むための体制を整備する。
また、技術者向けの情報セキュリティに係るモデルキャリア開発計画の策定や専門家コミュニティへの支援を進めることで、広く企業の情報セキュリティを担うことのできる人材の育成・確保に取り組む。

つまり、これは以下のような現状の評価から課題となったということです。

「セキュア・ジャパン2009」より抜粋 ~内閣官房情報セキュリティセンター(NISC)

第1章 第1次情報セキュリティ基本計画(2006~2008年度)に基づく取組みと評価について
第2節 第1次基本計画の3年間(2006~2008年度)を通じた施策の取組みと評価
(1)施策の取組みによる社会的変化に関する評価・分析・課題

情報セキュリティ人材の育成・確保
(中略)

現在情報セキュリティに携わる人材の一部からは、自らのキャリアパスを明確に描くことができないといった不安の声も上がっている。今後は情報セキュリティ人材を必要とするいわゆる需要側と情報セキュリティ人材を供給する側だけでなく、情報セキュリティ人材そのものからのニーズに着目した施策検討も必要になるものと考えられる。

まずは「「キャリアパス」が見えない、描けない」ということですね。
だから「「キャリアプラン」も立てられない、どうすればいいの?」となるわけです。

ということもあり「キャリアプラン」の話をする機会が増えている気がします。(というより私の場合、こういう人材育成の課題がある、と以前から主張してましたけど・・・)

次回以降で、どんなことを話しているのか、その概要を書いてみます。(例によって)
ただし、もしかすると私の話を楽しみにしてらっしゃるかなり奇特な方がいらっしゃって、あまり書きすぎると「その楽しみがなくなる」と言われるミクロな可能性もあるので、ほどほどにしますね。(今月も、あと2~3回、このテーマで話をする予定があります)

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コメント

キャリアパスなんざ自分で切り開くもんでしょ! そんな甘ったれたこと言ってるからセキュリティの専門家は「市民権」が得られないのよ!! 不安ならとっととどっかに転進しなさい!!! そんなあなたが上記のような傾向を作り出してるんだから!!!!

上記の報告書を呼んでこう(↑)言いたくなったのは私だけでしょうか???

投稿: kazy0021 | 2009年7月 8日 (水) 23時29分

)kazy0021さん

確かにキャリアプランは、自身でしか立てられないですよね。
ただ、その方法がわからない、目指す人材像(to be)がわからない、所属組織と共有できない…、このあたりが問題なのだと考えています。

そもそも受け身で、自分でプランを立てる気がなく、不満だけを言っている人たちは、確かにkazy0021さんのおっしゃる通りですね。

投稿: Hase | 2009年7月 9日 (木) 06時42分

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