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2009年4月 8日 (水)

未来のセキュリティ技術

ZDNetの記事「シマンテック研究所が開発する、未来のセキュリティ技術」からです。

1つは「VIBES」という、仮想化技術を利用したセキュリティソリューション。もう1つは「DeepClean」という、ホワイトリストを作成するための技術、

の2つの技術が紹介されています。

まず、1つ目は・・・

 VIBESは、ユーザーのコンピュータ上にセキュリティレベルの異なる複数の仮想コンピュータ(VM)を設定し、ユーザーが利用しているアプリケーションやサービスに応じて、自動的にVMを切り替えるというものだ。

 例えばECサイトで商品を買うために個人情報を入力する場合は、「Trustedモード」と呼ばれるセキュリティレベルの高いVMに切り替わる。

Trustedモードではコンピュータが高い頻度でスキャンされ、不審なプログラムなどがインストールされている危険がないかを常に検査しているという。逆に、新しいソフトをインストールする場合などは「Playground」と呼ばれるVMに切り替わる。ここでは、万が一問題のあるプログラムをインストールしてもほかのデータやアプリケーションに影響が及ばないように、システム自体を切り出しているのだという。

続いて、2つ目は、

 DeepCleanは、世界中のユーザーがダウンロードしたソフトのデータを元に、安全なソフトウェアのリスト(ホワイトリスト)を作り上げる技術だ。

 (中略)

 具体的には、それぞれのソフトがどの開発元から配布されているかを見て、問題ない開発元であればソフトをホワイトリストに追加する。DeepCleanの導入企業は、それぞれのユーザーがどんなソフトをインストールしたかを管理画面で一覧できる。DeepCleanで集めた情報は、Symantecが企業向け製品の開発に利用するという。現在は実験段階で、米国、欧州、アジアの一部で試運用を始めているとのことだ。

どちらも面白そうな技術ですね。
これらの技術を現在のウイルス対策システムやフィルタリングシステムなどに、将来的には搭載してくるということでしょうか。
今後も注目したいと思います。(特に、仮想化技術を利用したセキュリティソリューションに)

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コメント

ちょうど、今日、ISSA東京支部の定例会で、その系の話が出ました。前者はともかく、後者については、何を良しとするべきかについて結構話が盛り上がりましたね。
極論すれば、良いことは「当事者にとって都合の良いこと」、悪いことは「当事者にとって都合の悪いこと」なのでしょうが、「悪いこと」は ある程度まで共有できるのに対し、「良いこと」は議論が分かれますよね。ましてや、「良いもの」が何か、そして、「良いもの」をどのような理由で以って「良いもの」とするかは非常に奥の深い命題と思います。

投稿: kazy0021 | 2009年4月 9日 (木) 01時48分

Kazy0021さん

ダウンロードしたソフトのリストとその評判(reputation)、とあるところで聞いたような記憶があります。
つまりは「みんなが使っていれば信頼できるだろう」の「信頼の輪(web of trust)」なのかなぁ、と理解しているのですが・・・

投稿: Hase | 2009年4月 9日 (木) 07時05分

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