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2008年11月12日 (水)

専門家のやることじゃない

どういうわけか、ネットの記事や書籍に書いてあることは「正しい」「事実」と思われがちのようです。
「しかし、そうでないものがかなり多いかもしれない」ということは読み手としては知っておくべきでしょう。
特に「事実」でないもの(個人的な主張、思い込みに過ぎないもの)が、そう見えるような書き方がされているものは要注意です。
これは、意図的にされている場合とそうでない場合と両方あるでしょう。

さて、以下は私のあるセキュリティ仲間とのネットでの、ごくごく最近のやりとりの私のコメントです。
(ネットのある記事を読んでの感想です。情報セキュリティのリスクについてのものでした)

情報セキュリティ対策とは、本来は資産の利活用のために実施すべきものです。
この記事の目的や意図がそこにあるかどうかわかりませんが、結果としてそれは読み取れません。

危険性だけ煽ってインパクトを強め、「記事を読んでもらおう」とか「製品を買ってもらおう」というのは専門家や有識者のすべきことではないと思っています。(というより、そういうことをする人は、真の専門家や有識者ではないと思っています)

意図的にするということは、専門家としては絶対にやってはいけないことです。
意図的でない場合は、「事実」とそうでないものを区別して主張しなければなりません。
倫理的にも、道徳的にも、能力的にも、専門家はそうでなければならないはずです。

以上、これは個人的な見解と主張です。

ということで、私もこのようなことを肝に銘じ、努力精進する所存なのでした・・・

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コメント

同感です。
自分の言葉の影響力を自分で認識し、それ相応または、それ以上の対応をしてこそ専門家でありプロフェッショナルだと思います。それができない人には、専門家の旗を降ろしていただきたいです。ましてや、不安感を煽るだけ煽って。。。自分も襟を正したいと思いました。

投稿: 蚊取線香 | 2008年11月12日 (水) 23時22分

>蚊取線香さん
まずは・・・
Happy birthday!

あちらでの続きで書きました。

「事実」としてリスクを述べることはいいと思いますが、必要以上に誇張し不安を煽るのは専門家としてNGだと思います。
それにいくら誇張して不安を煽っても「事実」が変わるわけでのないのですし・・・

投稿: Hase | 2008年11月13日 (木) 23時36分

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