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2008年8月11日 (月)

「失敗学」的人材育成論

日経ITproの記事「システム開発は20年縮退している,“むしり取る”型の人材育成が必要」 からです。

「失敗学」でおなじみの畑村先生が、人材育成について語っておられます。

 「自分は,システム開発30年のベテランです」という方に実際に会ってみると,素人がただ30年経験してきただけのように思えることがあります。逆に若い人でも,課題設定と制約条件を見抜くスキルを備えた意欲のある人ならば,3年で30年分の経験に相当するレベルまで達することができるでしょう。そういう人をきちんと育てることが重要です。

 ただし,何かをやる手順や規則を効率的に覚えるといった,従来型の教育や研修,訓練だけではダメだと思います。自分で決めて自分の責任で実行し,評価するといったPDCA(Plan Do Check Action)のサイクルを何度も実行すると頭に残るものがあります。その頭に残った考え方が力を持ちます。

 「おまえの責任でこれをやるんだ!」「そこで学んだことを次のレベルでやってくれ!」と責任を持たせながら,最初は小規模のシステムを,次に中規模,大規模といった具合にやらせていくわけです。多くの仕事を任せながら,そこで抜きんでる能力を持つ人材を育成しなければなりません。

直接「失敗学」と結びつく内容ではありませんが、私が日ごろ主張している「経験は必要であり財産であるが、逆に作用している場合もある(経験を生かしスキルになっている人と、経験がスキルの維持向上を邪魔している人がいる)」「継続的トレーニングの重要性・有効性」ということが書かれていて、まさに共感できました。(正直、うれしくなってしまいました)

ということで、また少し自信ややる気も出てきたような気がするので、夏バテ気味ながら今週もがんばります!

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