ウイルスの売買の相場
日経ITproの記事「ウイルスの売買、「特注品は500万円、リサイクル品なら2万円」」からです。
この記事ではセキュリティ対策ソフトを開発販売するドイツのベンダーが、ウイルス売買の現状などについて解説しています。
そのほかにも、ウイルス以外の「アンダーグラウンドの相場」についても語られていて、かなり興味深い記事です。
売買されているウイルスの相場は、
・特定の企業を狙うために作った特注品なら、日本円では500万円程度。
・リサイクル品は、「例えば、リサイクルしたウイルスと500万件のメールアドレスをセットした『スターターセット』と呼ばれるパッケージが2万2000円で販売されていたのを確認している」
らしい。
※リサイクル品とは、2006年や2007年に出回った古いウイルス(例えば「Netsky」)を、「パッカー」と呼ばれるツールなどで改変したもの。
盗んだと思われる情報も売買されていて、その相場は、
・メールアドレスは、1000万件分で1万6000円程度(安っ!)
・クレジットカード情報なら200円から800円程度(セキュリティコード付きの場合には4000円から6000円程度)
・オンラインゲームのアカウントは、1000円ぐらいから
らしい。
さらにボットネットは、
・「ボットネット」のレンタルサービスは、5000台から1万台のウイルス感染パソコンで構成されるボットネットなら、1日あたり1万円程度。
とのことで、ご丁寧にも数時間のトライアルサービスを用意していることが多いらしい。
また、いわゆる「ネット恐喝」(DDoS攻撃などをターゲット組織に仕掛け、攻撃をやめてほしければお金を支払うように脅迫する)も増えているとのこと。
※ 参考記事・日経ITpro「攻撃を仕掛けて金銭を要求、国内企業への「ネット恐喝」が相次ぐ」
攻撃者は、(興味本位の愉快犯ではなく)さらに金銭目的へと向かっていることということですね。
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