ふたたび「人材が育たない理由」を考える(1)
今日は公約どおり(!?)、「人材が育たない理由」について書きます。
「人材を育てる」というと、そのまま「人材育成」という言葉になります。
言葉だけならいいのですが、本当にただ育成だけしているという組織も多いようです。
つまり、育成したあとの対応がないということです。
育成ということは、何らかの知識やスキルを身につけさせることになりますが、それを維持したり活用するために手間や費用をかけないのです。
その結果、習得した知識やスキルがある時点のもの(私はよく「瞬間最大知識」とか「瞬間最大スキル」などと言っております)にとどまり、あとは劣化の一途をたどっていくということになります。(何にもしないで、知識やスキルが維持できるほど人間は器用ではない)
こういうケースは、資格取得だけを目的にした教育で多いのです。
特に維持更新の必要のない資格もので、このようなことが起こります。
そのうえ、取らせた側は、その人が取得した資格を永遠に使えるように思っていることさえあります。
それで、「その資格のスキルを現時点でも持っている」なんて信じて、重要な案件にアサインなどしてしまったら・・・
アサインした側にとってもされた側にとっても、そういう人を送り込まれた相手にとっても、全ての人にとって不幸なことになります。
(そういう事例も実際に知っています)
人材マネジメントは育成するだけではなく、活用や維持なども含めて戦略的に計画や管理がされなければならない、ということがまずは理解されなければなりません。
| 固定リンク
「日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事
- イチロー、3000本安打達成に思うこと(2008.08.01)
- 「正しい」情報セキュリティとは?(2008.07.25)
- ドラマ「監査法人」を観て…(3)(2008.07.23)
- ドラマ「監査法人」を観て…(2)(2008.07.14)
- セキュリティと競争力向上の両立(2008.07.09)
トラックバック
この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/98720/7743364
この記事へのトラックバック一覧です: ふたたび「人材が育たない理由」を考える(1):

コメント