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2006年8月21日 (月)

「思考力」の6段階

今回は「プロフェッショナル」として、どう学習するかを考えてみます。
この6段階は、1956年にベンジャミン・ブルームというアメリカの研究者が「教育のねらいの分類」という論文で示したものだそうです。発表以来50年がたっていますが、欧米の教育者の間では「思考力」を扱う際の尺度として、今でも使われているそうです。
 ①知識-暗記力(事実や言葉ややり方や分類方法などを知っている)
 ②理解-内容を解釈したり、言い換えたり、説明したり、推し量ったりする能力
 ③応用-知識を1つの状況から別の状況に移すことができる能力
 ④分析-全体の中の部分を見つけたり、区別したりできる能力
 ⑤統合-部分を組み合わせて統一された全体を作り出せる能力
 ⑥評価-基準を使って情報の価値や使い道を判断できる能力
上から順番に、低い能力→高い能力、ということになります。 
この6分類は、私個人の考え方とかなり近い(正確には、それよりももっときめ細かい)ので、今後の自分の学習や講師業務に応用しようと考えております。
(特に日本の場合は)ほとんどの教育や研修では、①知識~②理解、までの段階で終わっているようです
これは教育や研修をする側が、「そこまでで十分」という思い込みがあったり、そのような教育や研修が必要とわかっていても提供できない、ということでの問題のことが多いと思います。
「わかる」と「できる」は違います。さらに「できる」と「結果を出せる」も違います
「プロフェッショナル」としては、③以上の「思考力」を持っていることが必要絶対条件ですね。
そして、上記の「結果を出せる」から、さらに「高いパフォーマンスで結果を出せる」で、広く認められて初めて「プロフェッショナル」なんだと私は考えています。
また、CISSP認定試験でも、そのような「思考力」を確認するために、あのような出題形式なのだということでしょう。

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